四季がはっきりしている日本では、旬の野菜があります。
旬の野菜は、その季節を乗り切るために体にいい野菜として重宝されています。
より宅配通販の野菜を楽しむために、春夏秋冬の旬の野菜をご紹介します。
野菜の宅配で知る旬の野菜「秋・冬編」
春の野菜は、冬の寒さをじっと土の中で耐え抜き、春の訪れと共に芽吹くためミネラルが大変豊富です。
淡い緑色、山菜などに見られる芽吹きの香りは春をより身近に感じさせてくれます。
宅配野菜で感じる春の野菜といえば「菜の花」や「ふきのうとう」はその代表格でしょう。
特に菜の花は、カルシウムも多く、ビタミンA、ビタミンCも豊富で、厚揚げと一緒にさっと煮たり、辛子和えやおひたしにして春の風味を存分に味わうことができます。
また、煮物、炒め物、蒸し物、生食とオールマイティーで食することができる春の野菜といえばキャベツが有名ですね。
「春キャベツ」ともいわれ、葉は薄い緑色で柔らかいので、コーンやチーズなどを刻んでコールスローで食べることもお勧めです。
この他にも、子供に人気のアスパラガスをはじめ、セロリ、たけのこ、新じゃがいもなどがあります。
夏の野菜は、紫外線から守るために色の濃い野菜が多いのが特徴です。
これらの夏野菜は、水分が多く夏の暑さでも無理なく食べることができ、ミネラル補給ができる点で大変優れています。
スタミナをつけたり、暑さで火照った身体をクールダウンさせたりする作用もあり、ビタミンCが豊富に含まれています。
夏野菜の代表格といえばキュウリ、トマト、ナスですね。
いずれもビタミン、ミネラルが多く含まれている野菜です。
暑さでそうめんや麦茶だけしか受けつけない人も、これらの野菜を添えて一緒に食すだけで夏バテの改善に役立ちます。
この他にも、夏を旬とする野菜には、かぼちゃ、冬瓜、ゴーヤ、オクラ、ししとう、ピーマン、ズッキーニ、枝豆、大葉、みょうが、とうもろこしなどがあります。
野菜の宅配で知る旬の野菜「秋・冬編」
秋は夏の厳しい暑さからも開放され食欲も増していく中、沢山の作物の収穫の時期にあたります。
食欲の秋という言葉があるのも、うなずけますね。
寒い冬に向けて、身体がエネルギーを蓄えるために食欲に火をつけているのかもしれません。
さて、秋に旬をむかえる野菜といえば、根菜類ですね。
さつまいも、さと芋、長いもなどです。根菜類は、食物繊維が豊富です。
さと芋などの「ぬめり」のもとになる成分はムチンという物質で、胃の粘膜を保護し食べすぎから守るという働きがあります。
同じく秋に旬をむかえる、しめじやまいたけなどのきのこ類などを活用して秋の味を満喫したいですね。
地方によっては、この季節に芋の子汁を大勢で囲む芋煮会という行事を行う所が多いようです。
季節ならではの行事も食材と共に季節を感じさせてくれますね。
この他、秋を旬とする野菜には、春菊、ブロッコリー、エリンギ、しいたけなどがあります。
冬を旬とする野菜には、身体を温める作用があります。
白菜は水分が主たる成分ですが、ビタミンCやミネラル、マグネシウムなどが含まれています。
鍋は勿論のこと、クリーム煮や八宝菜など様々な料理に活用することができる野菜です。
また、大根なども冬の野菜の代表格です。
アミラーゼが多く含まれており、でんぷんの消化を促す効果があるので胃もたれや、胃酸過多、二日酔い、胸やけに効果的です。
季節柄お酒を飲む機会も多くなる時期ですので、飲酒後に是非召し上がってほしい野菜です。
その他にも、ほうれん草、小松菜、ゆり根、ねぎ、かぶ、水菜などが冬を旬とする野菜としてあげられます。