忙しい現代人は食事も不規則になりがちで、とくに体重を意識することが多い女性は栄養が不足しがちです。
必要な栄養成分が不足すると心身の病気につながるだけではなく、実年齢より老けて見えることがあります。
「なんとなく体調が良くないな~」と感じている人は、食事から摂取できる栄養素が不足しているかもしれません。
女性に不足しがちな栄養素
第1位は鉄分
女性の場合、体質的にどうしても鉄分が不足しがちです。
月々の生理があるため、血液に含まれている鉄分が確実に体が出されてしまいます。
こんにゃくや貝類など、鉄がたっぷり含まれている食材を意識して摂取しましょう。
カルシウム
乳製品や小魚に多く含まれるカルシウムも不足しがち。
骨の中に溜め込んでいたカルシウムも、出産や妊娠の過程で消費してしまうので特に注意が必要です。
ビタミンE
さらに、油を控える女性はビタミンEが不足する人も多いようです。
ビタミンEには血行をよくする働きがあり、冷え症や肩こりを緩和する効果があります。
ホルモンのバランスを整える作用もありますので、月経周期を安定させたい人にもおすすめです。
うなぎ・サンマ・ナッツ類などを摂取するとビタミンEを補給することができます。
ビタミンD
魚卵やキノコ類に含まれるビタミンD不足も大きな問題になっています。
カルシウムの吸収や免疫力に関わるビタミンDですが、食品だけでなく紫外線を過剰に避けることによって体内での合成が難しくなっています。
骨粗鬆症を防ぐためにも重要な栄養素なので、紫外線を浴びることはとても有効です。
肌の露出程度によって異なりますが、浴びる時間は夏で15分~30分程度。
もちろん、日焼け止めを塗ると意味はありません。
ビタミンC
抗酸化作用があり美容にも良いビタミンCは、意識して摂取している女性も多いと思います。
しかし、過剰に摂取したビタミンCは体から排出されやすいので、1日の間にこまめに補給する必要があります。
新鮮な果物や野菜を積極的に食べてくださいね。
タンパク質
ここ数年は糖質制限が流行しているので、以前ほどタンパク質不足を心配する必要はないかもしれません。
ただし、お肉が苦手な人や控えている人は意識して摂る必要があります。
肉類をあまり食べない人は、魚や大豆製品を食べましょう。
腸にも良い納豆がとくにおすすめです。