私はずっと前から頻繁に老け顔だとうわさされたものです。若い時は２０代に見られ２０代の頃は、もっと上に間違えられました。
１０代の頃に２０代と言われたシーンでのあちらの屁理屈は「老けている」という単語ではなく、大人っぽいからと聞かされていましたが、３０代になった現在はそんなでたらめすらも指摘されなくなりました。
老け顔とはもちろん血統的なものもあるでしょうが、肌の乾燥と密接な関係があることがわかりました！
肌が乾燥していると顔全体にハリがなくくすみが出てきます。顔にうるおいがないことが原因でシワにもなりやすいので注意が必要です。
老け顔に見られやすい「たるみ」
顔が老けて見える一番の原因は、「たるみ」にあるといわれています。
「たるみ」とは、肌の内部の働きが弱まって、皮膚を下から持ち上げられなくなってしまって起こる症状です。
コラーゲンをはじめ、肌の水分、油分など、肌細胞を元気にする栄養素全てが減少してしまうと、肌を内側から持ち上げるものがなくなってしまうので、自然と肌は重力の方向へタレ落ちていくことになります。
すると、眉尻、目じり、上まぶた、口角、アゴなども下向きになっていき、なんとなくだらしない雰囲気の顔にかわっていきます。
これがいわゆる「たるみ」です。
アゴやフェイスラインに垂れ下がった顔のお肉がだぶつくようになるので、体重はかわっていなくても太った印象を見る人に与えることもあります。
「たるみ」は、ぱっと見ただけで分かるようなトラブルではないので、自分でも気づきにくく、対策が遅くなることが多いと言われています。
なんとなく自分の顔が老けた気がする、でもシミもシワもない･･････というときは、「たるみ」を疑ってみましょう。
横顔を見たときに、ほうれい線からアゴにかけて何重にも筋が入っているようであれば、「たるみ」が進行している証拠です。
老け顔に見られやすい「しわ」
「しわ」は、老け顔の代名詞ともいえるもの。
肌内部の潤いがなくなってしまったために現れる「しわ」は、弾力があってぷりっと弾むような若者の肌には到底見られないものです。
不規則な生活や栄養バランスを欠いた食事、疲れ、ストレス、そして加齢があわさって、肌に栄養が行き届かなくなり、肌内部のコラーゲンが弱ってしまうと、もれなく「しわ」が現れることになりますから注意しましょう。
「しわ」にはさまざまな種類がありますが、もっとも老け顔にみられやすいのは、頬から口元にかけてのほうれい線でしょう。
肌内部のコラーゲンが減少しただけでなく、顔全体の筋力がおちてしまったときに現れるほうれい線は、子どもがオバサンの絵を描くときに必ず書き入れる線でもあります。
頬のたるみを助長するので、ほうれい線があると余計に肌の老化や老け顔は加速していくという恐れがあります。
また、目元の細かな「しわ」も、老け顔に見せる一因です。
皮膚が薄く乾燥しやすいこの部位は、それでいてよく動かすところでもあるので、細かいしわ、深いしわ、両方できやすいとされています。
たっぷりの保湿で予防しておきましょう。
老け顔に見られやすい「しみ」
おじいさんやおばあさんの顔に特徴的なのは、深く刻まれたシワだけではありません。
肌の表面に浮かび上がって色むらの原因となっている「しみ」も、その顔を老けたものに見せる一つの要因となっています。
「しみ」が顔にあると、肌のツヤが隠れてしまうだけでなく、肌に大きな影があるように見えるので、若々しさが大きく損なわれてしまうのです。
「しみ」にはいくつか種類があって、加齢とともに浮かび上がってくる物は、老人性色素斑とよばれています。
名前にも老人とついているように、年をとって老けた証拠のようにも考えられるこの「しみ」は、紫外線を浴びすぎたりストレスによって体内の活性酸素が増えたことが大きな原因となっています。
対策としては、若いうちからきちんと紫外線対策をとっておくこと、ストレスのない生活とターンオーバーを促すようなスキンケアをしておくことがあげられます。
また、ニキビのあとやヤケドのあとが「しみ」になることもあります。
これは炎症後色素沈着といわれ、刺激を受けたところならどこでも現れ、若いうちからはっきりと確認できるものでもあります。
ニキビをつぶしたり顔をこすりすぎるなどしていると、二十代でもこのタイプのシミが出てきてしまい、老け顔になってしまうので注意したいものです。
